システムの状態表示を見れる「Speccy」「Core Temp(温度だけ)」でCPUの温度が100度を超えていることが発覚しました。使っていてファンの音が煩いなぁと思ってはいたのですが特に問題もなく使用できていたので発覚が遅れました…
【清掃後】 【清掃前】
【CPUクーラーでよく使われる用語説明】
◆ヒートシンク:
放熱・排熱を目的として機器に取り付けられる部品
◆プッシュピンタイプ:
CPUクーラーをプッシュピンで固定するタイプ
◆バックプレートタイプ:
マザーボード裏側のプレートにネジで固定するタイプ
◆トップフロー型:
CPUの上からCPUクーラーを取り付ける方式
◆サイドフロー型:
CPUに対して垂直方向にファンを取り付けルタイプ
◆リテールクーラー:
intel純正クーラで音が大きくプッシュピンタイプで
装着が難しい。サードパーティーのCPUクーラーの方がベターかと。
◆サーマルスロットリング:
100℃~105℃以上にならないような保護機能
◆スクレーパ:
ヘラ
【購入備品】
①ヘラ(グリスを塗布する柔らかいヘラです。)
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②CPUグリス
シリコングリス/シルバーグリス/ダイヤモンドグリスとありますがCPUの使用用途と性能によって選択すればいいと思いますが、通常は粘度の低いシリコングリスで十分かと思います。
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③エアーダスター
ヒートシンク内の埃を吹き飛ばすのに必要です。
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④プッシュピンタイプからネジ止めへのマザーボードの装着するバックプレート備品
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⑤プッシュピンを使用する際でプッシュピンが壊れていた際の交換備品
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⑥CPUクーラー自体を交換する際はそのCPUクーラーを購入してください。
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⑦リテールクーラーの場合はファンとヒートシンクが切り離しできませんので無理やり切り離した際は「CPUクーラーのファンガード」を購入して結束バンドで装着してください。そうすればCPUクーラーのヒートシンク自体は中性洗剤で水洗いできます。
喫煙される方は水洗いをした方が良いかもしれませんね。
⑧CPUグリスを塗布する前にCPUに前回塗布されているグリス汚れは灯油、ZIPPOオイルで等で拭えます。私の場合は消毒用アルコール綿のアルコールが滴り落ちないようにして使用しました。
【CPUクーラー掃除手順】
①マザーボードの取り外しを行います。
配線を忘れないようにメモしておいてください。
②CPUクーラーを取り外し屋外でエアーダスターで埃を飛ばします。
③マザーボード裏面にバックプレートを装着します。
④CPUの前回のグリス、CPUクーラーのグリス汚れを拭います。
⑤CPUにグリスを塗って一面に広げます。密着させてはみ出ない程度に!
⑥CPUクーラーをCPUに装着します。装着後は動かさないように!
⑦CPUクーラーをマザーボードにネジまたはプッシュピンで固定します。
⑧プッシュピンの場合、ピン先がマザーボードの裏側にちゃんと出ていることを確認
⑨マザーボードをケースに装着し配線をもとに戻す。
以上でCPUクーラーの換装は終わりです。
100℃を超えていた温度が安定時には40度程度になりました。😁
【CPU温度が100℃~105℃になった場合システムは】
100℃~105℃以上にならないような保護機能:サーマルスロットリングで保護されますがCPUが熱で暴走するかもしれませんし、他の素子の寿命が短くなる可能性もあります。