Windows10→Windows11へ😥

Windows11のダウンロード開始は2021/10/05より順次リリースされます。 それに伴いWindows10は2025/10/14でサポート終了となります。 今回はWindows10に移行した際の様に簡単には移行できないようです。

【Windows11への移行要件】

①IntelCPUでは第8世代以降が目下対象となります。
 第8世代とは「intel Core i7-8xxx」の8が第8世代に相当します。 ちなみに小生ののデスクトップは「i7-6700」で対象外です。 intelの場合は、大体2018年以降のCPUが対象となります。 2017年以前に購入したパソコンは今回のWindows11の移行対象から外れます。
 ②その他ハードウェア基本要件
 ・プロセッサー:1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサーまたはSoC
 ・RAM:4GB
 ・ストレージ:64GB以上の記憶装置
 ・UEFI、セキュアブート対応で有ること
 ・TPM:トラステッドプラットフォームモジュール(TPM)バージョン2.0
  デバイスマネージャーで確認できます。
  新しいUEFIバイオスの場合はバイオスで設定できます。
 ・グラフィックスカード:DirectX 12以上
  (WDDM2.0ドライバー)に対応
  デバイスマネージャーで確認できます。
 ・ディスプレイ:対角サイズ9インチ以上で
  8ビットカラーの高解像度(720p)ディスプレイ
 ・ネット接続とMicrosoftアカウントが必須になります。
  マイクロソフトアカウントとはローカルアカウントではなくMS社で管理するメールアドレス等でWindows11ではネットワーク接続が必須になります。

 移行に関する基本要件はこちら
 Windows11に移行対象のintelのCPUはこちら
♪  Windows11に移行対象のAMDのCPUはこちら
♪ Windows 11で必須になった「TPM 2.0」はこちら

 おまけ(Intel CPUの末尾文字の意味)
アルファベット無し・・・通常版
X・・・オーバークロックに対応、Kと同じだが、
    Intelの最高峰CPUを冠した文字
K・・・オーバークロックに対応
F・・・CPU内臓グラフィック(iGPU)無効、
    グラフィックボードを搭載しないと描画できない。
    デスクトップ向け
H・・・ハイパフォーマンス、ゲーミングノートに主に使われる
G・・・内蔵グラフィック強化版で動画像編集やゲームで有利
T・・・低消費電力版、ノートPCや小型PCに使われスペック高め
U・・・15Wウルトラ低消費電力版、
    事務作業に最適でバッテリー寿命も長い
Y・・・5Wの超低消費電力版。パワーは弱い、ライトユーザ向け
M・・・モバイル向け、第5世代以降使われていない
Q・・・クアッドコア(現在は使われていない)

 おまけ(AMDの CPU末尾文字の意味)
アルファベット無し・・・通常版
X・・・AMDの最高峰CPUを冠した文字、Intelと同様
G・・・GPU内臓
    AMDのCPUはG以外だとグラフィックボード必須
H・・・ノート用ハイパフォーマンス、
    ゲーミングノートに主に使われる。
U・・・低消費電力版、Intelと同様
E・・・低消費電力版

【Windows11に移行できないPCは💦】

・今後、Windows11に移行できるCPUが増えることに期待!
・どうしても移行できない場合は…
 ①マザーボードとCPUの換装を行う。
  第6~第7世代から第8世代以降へのCPU換装はできません。
  第6世代から第7世代ならコードネームが同一でCPUだけの換装は出来ますがコードネームが異なればソケットの形式が同じでもマザーボードの機能が異なります。
 ②Windows11が出てから新しいPCを購入する。
 ③Windows11インストールディスクでインストールはできるようですが、現在のところWindowsアップデートがされるという保証が不確定です。
 ④Windowsで利用できない時はLinux等も考慮しましょう!
  最近のLinuxは以前に比べてGUIも進化しています。

CPU温度が100℃に💦

システムの状態表示を見れる「Speccy」「Core Temp(温度だけ)」でCPUの温度が100度を超えていることが発覚しました。使っていてファンの音が煩いなぁと思ってはいたのですが特に問題もなく使用できていたので発覚が遅れました…
      【清掃後】             【清掃前】


【CPUクーラーでよく使われる用語説明】
 ヒートシンク
  放熱・排熱を目的として機器に取り付けられる部品
 プッシュピンタイプ
  CPUクーラーをプッシュピンで固定するタイプ
 バックプレートタイプ
  マザーボード裏側のプレートにネジで固定するタイプ
 トップフロー型
  CPUの上からCPUクーラーを取り付ける方式
 サイドフロー型
  CPUに対して垂直方向にファンを取り付けルタイプ
 リテールクーラー
  intel純正クーラで音が大きくプッシュピンタイプで

  装着が難しい。サードパーティーのCPUクーラーの方がベターかと。
 サーマルスロットリング
  100℃~105℃以上にならないような保護機能
 スクレーパ
  ヘラ

【購入備品】
①ヘラ(グリスを塗布する柔らかいヘラです。)
 購入した備品はこちら
②CPUグリス
 シリコングリス/シルバーグリス/ダイヤモンドグリスとありますがCPUの使用用途と性能によって選択すればいいと思いますが、通常は粘度の低いシリコングリスで十分かと思います。
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③エアーダスター
 ヒートシンク内の埃を吹き飛ばすのに必要です。
 購入した備品はこちら
④プッシュピンタイプからネジ止めへのマザーボードの装着するバックプレート備品
 購入した備品はこちら
⑤プッシュピンを使用する際でプッシュピンが壊れていた際の交換備品
 購入した備品はこちら
⑥CPUクーラー自体を交換する際はそのCPUクーラーを購入してください。
 購入を検討していた商品はこちら
リテールクーラーの場合はファンとヒートシンクが切り離しできませんので無理やり切り離した際は「CPUクーラーのファンガード」を購入して結束バンドで装着してください。そうすればCPUクーラーのヒートシンク自体は中性洗剤で水洗いできます。
 喫煙される方は水洗いをした方が良いかもしれませんね
CPUグリスを塗布する前にCPUに前回塗布されているグリス汚れは灯油、ZIPPOオイルで等で拭えます。私の場合は消毒用アルコール綿のアルコールが滴り落ちないようにして使用しました。

【CPUクーラー掃除手順】
①マザーボードの取り外しを行います。
 配線を忘れないようにメモしておいてください。
②CPUクーラーを取り外し屋外でエアーダスターで埃を飛ばします。
③マザーボード裏面にバックプレートを装着します。
④CPUの前回のグリス、CPUクーラーのグリス汚れを拭います。
⑤CPUにグリスを塗って一面に広げます。密着させてはみ出ない程度に!
⑥CPUクーラーをCPUに装着します。装着後は動かさないように!
⑦CPUクーラーをマザーボードにネジまたはプッシュピンで固定します。
⑧プッシュピンの場合、ピン先がマザーボードの裏側にちゃんと出ていることを確認
⑨マザーボードをケースに装着し配線をもとに戻す。

以上でCPUクーラーの換装は終わりです。
100℃を超えていた温度が安定時には40度程度になりました。😁

【CPU温度が100℃~105℃になった場合システムは】
 100℃~105℃以上にならないような保護機能:サーマルスロットリングで保護されますがCPUが熱で暴走するかもしれませんし、他の素子の寿命が短くなる可能性もあります。