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仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合-
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-03-26-3
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Googleの提供する「BERT」というアルゴリズムを応用し、最古の仏教経典『スッタニパータ』から抽出したQ&Aリストを機械学習させた結果、精度には課題があるものの、ユーザーからの質問に対して文章の形で回答できる状態になりました。
日本における仏教離れの原因は、しばしば葬式仏教などと揶揄されるように、仏教が形骸化してしまったためだと考えられます。仏教が復興するためには「幸せになるための教え」という仏教本来の役割を取り戻す必要があるでしょ
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【NHK】仏教経典学んだAI 悩みに答えるシステム開発 京大研究グループ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210327/k10012938991000.html
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仏教の教えが日々の暮らしに生かされるようにしたいと、京都大学の研究グループは、仏教の経典を学んだAI=人工知能が人々の悩みに答えるシステムを開発しました。
仏教の最も古い経典「スッタニパータ」を学習させたAIが、人々の悩みや社会問題の解決につながるような仏教の教えを自動で回答します。
デモンストレーションでは「どうすればコロナ禍で楽しく過ごせるか」という問いに対し「思いやりの心を持つ清らかな人たちと過ごすことが大事だ」などと説いていました。
グループは、今後、さまざまな経典をAIに学習させるなどしたうえで、ことしの秋以降にシステムを使うためのアプリを無料で公開する方針です。
熊谷准教授は「いつでもどんな質問でも答えてくれるこのシステムは『幸せになるための教え』という仏教本来の役割を取り戻すきっかけとなるだろう」と話しています。
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【京都新聞】釈迦ならどう答える? 仏教対話AI「ブッダボット」 京大など開発
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/537180
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抱えている悩み事について「悟り」を開いたお釈迦(しゃか)さんにアドバイスをもらいたい-。そんなかなうはずのない望みを実現しようと京都大などのグループは26日、最古の仏典「スッタニパータ」を基に機械学習した仏教対話AI(人工知能)「ブッダボット」を開発したと発表した。グループの仏教学者は「改良はまだ必要だがAIを使い、現代社会に合致した仏教を実現したい」と話す。
スッタニパータは、約2500年前の釈迦入滅から約200年がたつまでに成立したとされ、釈迦と弟子の対話がメインとなっている。京大こころの未来研究センターの熊谷誠慈准教授(仏教学)らは、スッタニパータの日本語訳から約100のパターンの質問と答えを抽出。AIに機械学習をさせることで、さまざまな質問を入力すると、内容に応じて回答例が示されるブッダボットを開発した。
京都市左京区の京大で26日に開いた記者会見で実演。「コロナで飲みに行けないし、遊びに行けないです。どうすれば、日々をもっと楽しく過ごせますか?」という質問にはこんな答えが返った。「落ち着いた清らかな生活を送るには、まず自らを清らかにし、お互いに思いやりの心を持ち、同じように清らかな人たちと過ごすことが大事である」。一方で質問によっては答えがかみ合わない場合もあるといい、これから数百人に試験的に使ってもらい精度を向上させる。
熊谷准教授は「ブッダは聞き手に応じて答え方を変える『対機説法』を行った。現在のAIでそれがどこまで実現できるかは未知数」と指摘。その上で「質問者が満足する答えが必ずしも正しいわけではないので、宗教者の声も聞きつつ改善を重ねる」と話した。またスッタニパータ以外の仏典を取り入れた機械学習も検討するという。
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❖この記事を読んで…
2021年末ぐらいには無料でリリースされると報道されておりましたが、悩みの多い今の御時世、考え方の指針になると思いますので早くリリースしていただきたいものです。
とは言っても、仏教経典からのQ&A内容をAI機能で抽出して答えるのですから、全て現在の風潮に合致することは無いと思いますが、人としての考え方の指針になると思いますので早くリリースされるように願うばかりです。