浄土真宗親鸞会のメールの一例を紹介致します。
メールの中心となる部分以外は割愛しております。
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【無料】
仏教に学ぶ感謝の人生
「ありがとう」の由来を通して
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こんにちは!
「浄土真宗を日本で一番わかりやすくお伝えする」を
モットーに30年、浄土真宗の講師をしている
中村正(なかむら ただし)です。
感謝やお礼の気持ちを表す「ありがとう」という日本語は、
仏教に由来します。
漢字で書くと「有り難う」ですね。
「有る」ことが「難しい」ということですから、
「めったにない」という意味ですが、
どんな話に由来するのか、ご紹介しましょう。
ある時、お釈迦さまが、阿難(あなん)という弟子に、
「そなたは人間に生まれたことをどのように思っているか」
と尋ねられました。
「大変、喜んでおります」と阿難が答えると、
お釈迦さまは、次のような話をされました。
「果てしなく広がる海の底に、目の見えない亀がいる。
その亀が、100年に一度、海面に顔を出すのだ。
広い海には、小さな穴の空いた丸太が1本、あてどもなく漂っている。
阿難よ。100年に一度、浮かび上がるこの亀が、浮かび上がった拍子に、
丸太の穴に頭を入れることがあると思うか」
阿難は驚いて言いました。
「お釈迦さま、そんなことは、とても考えられません」。
するとお釈迦さまは、
「絶対にないと言い切れるか」と念を押されます。
阿難は、
「何億年も何兆年も、くり返す間には、
ひょっとしたら頭を入れることがあるかもしれません。
しかし、“ない”と言ってもよいくらい、難しいことです」
と答えました。
それを聞かれたお釈迦さまは、
「ところが阿難よ、私たちが人間に生まれることは、
この亀が丸太の穴に首を入れることが有るよりも難しいことだ。
有り難いことなんだよ」と、教えられています。
それほど、人間に生まれたことは、「有り難いことだ」と感謝し、
喜ばねばならないことだと分かります。
しかし、人間に生まれたことを当たり前に思ったり、苦しいことがあると、
「人間に生まれない方がよかった」
「こんな苦しいのなら、死んだほうがましだ」
という心が起きてくることはないでしょうか。
災害や事故、病気や怪我、老いや介護の問題など、
不安や心配ばかりの毎日で、
「人間に生まれたことは有り難い」と
なかなか感謝できないのが現実のようです。
なぜ、人間に生まれたことを喜べないのか?
どうしたら、人間に生まれたことを感謝できるのか?
人間に生まれたことを感謝できるほどの大きな感謝はありません。
仏教を聞くと、それが分かるようになります。
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